百舌谷さん逆上する
コーヒー飲みすぎてまるで眠れん。
しょうがないからさっき書こうと思って疲れていて書けなかった「百舌谷さん逆上する」
- 作者: 篠房六郎
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2008/06/23
- メディア: コミック
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- 作者: 篠房六郎
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2009/01/23
- メディア: コミック
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- 作者: 篠房六郎
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2009/07/23
- メディア: コミック
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の感想を書こうと思います。
全体を一言にまとめると「格上のおたく」
1,2巻はスンバらしく美麗な絵、仮想設定に重厚な説得力を持たせるストーリー構成、そういったもの全部捨て去る勢いの下品なギャグ、起き上がり小法師のようにゆりおこされるシリアス展開。
すべてがあまりにハイレベル過ぎ。
わたしゃ異常に好きなのだが、
古典フランス料理のように(食った事ないけど……)、
旨みの重ね合わせが激しすぎて、重すぎて、食いきれない人も多いだろうなぁって感じ。
で、3巻ですよ。
泣いた。
久々に泣いた。
10年くらい前に見たリングの映画版で貞子のかわいそさに涙した以来かもしれん。
さっきの料理に合わせて例えるなら
それまでの重さとかそんなのも全部計算の上で出されたデザートみたいな感じ。
それ単体でも十分に旨いのにそれまでいろいろがあってもう最高。
万人受けはしなくてもこの本は最高だ!
※追記
良い事ばっかり書くのもあれなので、駄目な点を挙げてみる。
・1巻カバー裏が哀らしい。
・2巻カバー裏が本当にひどい。
・3巻カバー裏が膨らんじゃった妙な部分を秀逸に表現
・僕らのスーパーヒーロー
・卑怯な回想シーン
……駄目だ。ほめてしかいない。